2014年01月31日

読んだ4(本ボシ)。

今回は、曽根圭介著「本ボシ」です。

この「本ボシ」は元のタイトルが「図地反転」でそこから改題されて再版されました。

図地反転とはだまし絵等で、壷の絵だと思っていて見方を変えると実は女性の横顔だったりすることです。

作品の内容は、幼女連続殺人事件が起きて、それをちょっと乱暴な刑事が追う話が主軸なのですが、どんどん怪しい人物が出て…。

その中でどんでん返しが起きて、意外な展開が連続。

その様子が、こうだと思い込んでたものが、実は別のものだった…!という、まさに図地反転のような展開が起こります。

ミステリーとしての構成は絶品です。

この作者の曽根圭介さんもそうですが、2000年代に角川ホラー文庫でデビューした人は凄い人が多いです。

80〜90年代に日本に入ってきたスティーブ・ンキングやD・クーンツのようなモダンホラーの作品を読んで影響を受けた世代なのかな?と感じます。

500ページ弱の長編ですが、これまた一気読みしそうな勢いの作品です。
  

Posted by ひふみ 慶 at 09:02Comments(0)読んだ。